省力化機器の開発を行う株式会社ユニメーションシステム(本社:横浜市磯子区 代表取締役社長:伊藤幸彦)は、道路・アンダーパス(潜り抜け式通路)の冠水をメッセージ表示板と電子メールで注意喚起する冠水警報ユニットの販売を本格化するため、「第15回震災対策技術展」(会期:2月3日~4日)と「テクニカルショウヨコハマ2011」(会期:2月2日~4日)に出展します。
冠水警報ユニットは、道路の冠水を独自の接触式センサーで検知し、即時にメッセージ表示板と電子メールで警報を発信する装置です。道路の立体交差で路面が低くなっているアンダーパスなど、雨水のたまりやすい箇所での利用を見込んでいます。
独自の接触式冠水センサーを採用し、水垢や錆で検出感度が低下する従来の電極式水位計の欠点を解消しました。また、警報に必要な機能に特化することにより、設置しやすいコンパクトな設計としました。
近年、“ゲリラ豪雨”と呼ばれる局地的な大雨が多く発生し、道路冠水を原因とする自動車事故への関心が高まっています。冠水警報ユニットは、弊社がもつ「河川警報ユニット」の開発実績を生かした製品で、横浜市の行政課題を解決する商品として中小企業研究開発促進事業(SBIR)に採択され、昨年10月から横浜市に試験的に導入されています。導入個所では実際にユニットが作動し、ドライバーの救助につながったケース(別紙参照)が出るなど運用実績が蓄積されたため、2月から本格販売を開始します。
製品価格:85万円~(最小構成価格)
製品の詳しい情報、カタログダウンロード等は下記URLからもご確認いただけます。
<出展展示会の概要>
■「第15回震災対技術展」 会期:2月3日(木)、4日(金) 10:00~17:00 会場:パシフィコ横浜 展示ホールB
■「テクニカルショウヨコハマ2011」 会期:2月2日(水)~4日(金)10:00~17:00 会場:パシフィコ横浜 展示ホールC・D
(なお、3日(木)12:00からテクニカルショウヨコハマ会場内セミナー会場Bにて冠水警報ユニットのセミナーを行います。)