簡単自動化 Unicon
Unicon（ユニコン）はユーザーがプログラム作成不要でお決まりの動作制御を行なうことのできるコントローラです。
従来、すべてシーケンサーにつなぎ込んでいたお決まりの動作のハードウェアを、動作ごとに独立した「ユニット」化することでメインのシーケンスのスリム化や段取り替えの効率化に役立ちます。
データバッファーユニットは、FIFO（ファーストイン、ファーストアウト）バッファーコントローラーです。
混流生産や一個流し、多品種少量生産に役立ちます。
4ビット単位のデータを、最大32個記憶します。
パソコンやRDIF、動作のための複雑なシーケンスが無くても簡単にご使用になれます。
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シフトレジスターユニットは、シフト指令が入力されるたびに、バッファーにデーターとしてON/OFF情報を保存し、それを順次シフトするコントローラーです。 |
リニアコントローラ Unicon LNC-01はモーターやシリンダーを使用した往復動作に特化したユニコンです。
起動、停止スイッチを取り付け、前進端、後退端のセンサーと、リレーもしくは電磁接触機、インバーター、モーターを接続してください。搬送ユニットの完成です。
液面制御コントローラー Unicon EKI01はポンプ制御を行なうコントローラーです。
センサーを監視して液の自動排水、自動供給を制御します。外部供給可信号入力を搭載しているので、外部機器との連携制御が可能です。Unicon EKI01はあらゆる液面制御に汎用的にお使いいただけます。
エスケープメントコントローラー Unicon ESC01はコンベア上を流れる製品の切り出し動作（エスケープメント）を行なうコントローラーです。
単動コンベア上にワークの到着検知、通過検知のセンサーとエアーシリンダーを二個用意しUnicon ESC01に接続するだけで、簡単にエスケープメントを行なうことができます。
シリンダーの動作はUnicon ESC01が制御し、装置全体を制御するシーケンサーとのやり取りは運転状態信号程度で済むので動作部分ごとの自立性の高い装置を作ることが出来ます。あるいはシーケンサーの代わりに人間が操作するスイッチやランプを付けることで手軽に単動型のエスケープメントユニットを作ることが出来ます。
P&P（ピックアンドプレース）コントローラー Unicon P&P01S/P&P01Mはワークをつかみ、搬送して所定の位置に置く動作を行なうユニコンです。
コンベアコントローラー Unicon COV01は搬入コンベア、搬出コンベアやピッチ停止コンベア等あらゆるコンベア動作に特化したユニコンです。
XY制御コントローラー Unicon XYCON01はシリンダによる2軸ハンドを、指定した経路に沿って4つのポジションへ移動するようXY軸を制御するユニコンです。
| トラバーサー制御コントローラー Unicon TRV01はワークの移載動作を行うコントローラです。 |
Unicon TRANS01はタクト送り、ピッチ送り、ワーク供給動作等のトランスファー動作に特化したユニコンです。
エレベータ制御コントロラー Unicon R/ULEはローダー、アンローダーのエレベーター制御に特化したユニコンです。
センサー停止型 （R/UEL01）と ピッチ停止型のエレベータ制御 （R/UEL02P）の２種類があります。
- R/UEL1
- ワーク検出センサー信号で停止します。原点復帰方向設定、自動原点復帰設定が可能
- R/UEL02P
- ピッチ検出信号を検出し、1ピッチ毎に停止します。原点復帰方向設定、自動原点復帰設定が可能
Unicon専用配線チェック用ツール。
Uniconと外部機器との間に接続し、I/Oチェックや動作の確認にお使いいただけます。
I/Oの強制ON、OFFで確認作業が簡単にできます。
Uniconは、「お決まりの」動作のプログラムを内蔵した状態で用意しています。ですから購入して配線が終了後、すぐにお使いいただけます。またお客様のご要望に応じて新しい動作のUnicon（OEM）を開発します。
Uniconとは自動化機器のユニット化を図るために、あらかじめ役割ごとの動作シーケンスを内蔵した当社のコントローラーの総称です。
特長
- 上位にシーケンサーを接続しなくても動作します。
- Uniconが届いてから、配線しら即稼動させることが可能です。更にチェック用のUnicon-Monitor（別売り）を使えば、Uniconから先の配線チェックを単独で動作させて行なえるので、メインのシーケンサー側の作業待ちの時間なども無く、従来の作業時間を大幅に短縮できます。
- 再利用、転用可能な汎用ユニットに最適。
- Uniconと装置側のシーケンサーとは、「動作開始、動作完了信号」程度のやり取りのみで、Uniconから先の制御は独立させることが可能です。動作側の独立性が高いということは、将来的に、装置の部分的な機能変更や、駆動ユニットの差し替えなどにフレキシブルに対応が可能であるといえます。Uniconで作った単動コンベアを別の装置に転用したり、装置の改造時、装置側のシーケンスを変更せずに、Uniconを含めた駆動系のみを交換したりすることが可能となるわけです。